こんにちは、えりすけです。

今回お届けするのは「雨水取り出し口」を使って雨水を貯める方法!
雨水を貯めておくと災害時に役立つほか、暑い日の打ち水などにも使えますね。

打ち水に使う雨水を貯める
雨水取り出し口パッコンとバケツ

涼をとるための打ち水は雨水で!

暑い季節をどうやってのりきろう?
暑さが大の苦手で暑くなってくると息も絶え絶え(;´Д`)動きもノロノロ。
こんなワタシなので毎年、夏が近づいてくると暑い季節を乗り切る方法をアレコレ考えるようになりました。

日よけをつけたりゴーヤーのカーテンをつくってみたり。
打ち水も試してみましたよ。

暑い夏の朝夕、庭に打ち水をすると 確かに少し涼しくなりますね。
打ち水をしたあとに涼しい風がサァーッとふいてくるあの感じ、たまらなく好きな瞬間です。

ついつい外の水道にホースをつないでジャージャーと庭にまきたくなってしまったりするのですが、これだともったいない。

環境にもやさしくない。

できれば雨水を貯めておいて、打ち水に使えればなぁ〜と思っていました。


ずいぶん前のこと。
雨が降っている時に家の雨どいをくるんと動かして向きを変え、バケツに雨を貯めているおじさんをテレビでみた時は衝撃でした。

なんだこれは!
こんなに簡単に雨を貯められるのか!
しかもおじさんニヤニヤしちゃってものすごく楽しそうだし。
この雨どい、どういう仕組みになっているのだ???

おじさんの雨どいがどうなっているのか?
そこまでテレビでやってくれなかったので悶々としていたのですが・・・

その後何年かたって、こんなものに出会いました。

雨水取り出し口パッコン

テレビでみたおじさんのとはちょっと違うけど、これで充分なんじゃないか?と

我が家の雨どいにつけてみることにしました。

雨水取り出し口パッコンの取り付け方

シルバーだったパッコンを茶色いペンキで塗り、とりだし口の部分に「O P E N」とシールを貼ってみましたよ。

打ち水に使う雨水を貯める
雨水取り出し口パッコンをペイント
打ち水に使う雨水を貯める
縦といカット

パッコンを装着する為におそるおそる、縦といをノコギリで切ってみました。
(パッコンを取り付けできるたてトイのサイズは、直径60mm、あるいは円周186~190mmだそうです!)

本当に、といなんか切っちゃって大丈夫なのか?という自分と
説明書に切れって書いてあるんだから大丈夫!という自分
ふたりの自分がココロの中でせめぎあい(笑)

最初は勇気がいったけど、切り始めたからには後へは引けない(;’∀’)
頑張りました。

打ち水に使う雨水を貯める
縦といカット完了

切れました!

打ち水に使う雨水を貯める
縦といにパッコン装着

いま切ったところに パッコンをはめればもう完了!
アラ意外と簡単にできちゃうんですね。

この雨水取り出し口パッコン、普段は取り出し口を閉めておけば通常通りに雨は排水路へ流れていき、雨を貯めたいなぁと言う時は取り出し口を開けて待っていればよい。

これからパッコンを開けたり閉めたりする暮らしが始まるのだと思うと何だかワクワク(^O^)

そして。

ワタシがこの雨水取り出し口をつけたのを待っていたかのように、次の日雨が降ってきましたよ!!
取り出し口を開けて待っていると・・・

打ち水に使う雨水を貯める
バケツに雨を貯めよう

キターーーーーー!

キマシターーーーー!!
雨が、バケツの中にポタポタ集まってきましたー!!

ポタポタと落ちてくる雨が可愛くて、しばらくホケーッと見とれてしまいましたよ。
取り出し口を開けたままにして家の中に戻りました。

貯まった雨水

次の日 目が覚めて一番最初に頭にうかんだのは・・・
「そうだ、昨日の雨!どれくらたまったのかな?」という事でした。

外に出て見てみると・・・

打ち水に使う雨水を貯める
バケツいっぱいの雨水

おお!ピカピカの雨水がバケツいっぱい貯まっています。

せっかくの、空からの贈り物。
何だか愛おしくて、これはたいせつに使わなくてはとしみじみ思いましたヨ。

それまで、たまった雨水をじっくり見たことなかったけどとってもキレイなんですねぇ、
そういえば雨水は腐らないって、なにかの本で読んだことあるなぁ。

打ち水に使う雨水を貯める
バケツに貯まった雨水利用

打ち水として使うほか、シャベルなんかを洗うのにも使えます。

ちなみにこのバケツ。
ホームセンターで買った無地のブリキバケツにペンキを塗ってからステンシルしてみたもの。
(その時の記事はこちら→バケツにステンシル

使ったステンシルシートはこれです。
「雨粒のリズム」

バケツなんかじゃ足りないわ〜
雨水もっとたくさん貯めておきたいわ〜
という場合は50リットル〜150リットルくらい貯められる大きな雨水タンクがあると安心ですね。

自分で貯めた雨水は、愛しい。
これからも雨を使った打ち水で 涼しく過ごしたいと思います。

まとめ

雨水取り出し口パッコンを使って雨水を貯める方法をお届けしました。

実際やってみた感想ですが、縦といを鋸でカットして雨水取り出し口を装着する作業はとても簡単でした。(やってみる前はちょっとドキドキでしたが(;’∀’))

バケツに貯まった雨は暑い日の打ち水に使えます。

災害時に備えるならバケツよりもっと大きな雨水タンクがあると安心ですね。

↑こちらは150リットル貯められる雨水タンク。
グッドデザイン賞受賞されただけあってオシャレです!


雨の日を楽しくする関連記事
どこにでもあるビニール傘をかわいい水玉模様に変える方法

傘のモビールでアンブレラスカイ工作