こんにちは、えりすけです。
今回はDIYでスイング扉(スイングドア)を作るには自由丁番があれば簡単ですよ、というお話。
ウエスタンゲートとも言いますね、とにかくあっちからもこっちからも、両方から開くあの扉です。

スイング扉(スイングドア)を作る為の丁番は?
今までDIYでいろいろなものを作ってきましたがそれまでスイング扉は作ったことがなく、一度でいいからスイング扉を作ってみたいな!と思っていました。
庭にゲートが欲しかったので、スイング扉に挑戦するなら作るものはガーデンゲートと決めてもいました。
が、スイング扉を作る為の丁番ってどんなのを使えばよいのか?
皆どうやってスイング扉を作っているのか?
調べようにも実はワタシ、スイング扉という名前を知らなかったのです・・ハハハ(;’∀’)
名前を知らないのでどうやって調べたらよいのかわかりません、ずっとそこでとまったままでした。
実はそれまでスイング扉の事を「西部劇でカウボーイが出てくるような扉」と呼んでいたんですねぇ、ワタシ。
あぁ、はずかしい。
バン!と押しただけで開く、手を離せば勝手に閉まるあの扉。
あっちからもこっちからも、押しても引いても開くあの扉。
あの扉でガーデンゲートを作ったらどんなに便利で可愛いだろうと妄想していました。
そんなある日、大好きなホームセンター「ジョイフル本田」であの扉の名前が「スイング扉」だと知ったのです❗
ジョイフル本田でスイング扉の丁番と出会う
ある日、大好きなホームセンター「ジョイフル本田」に行った時のこと。
DIY金物売り場のレジでスタッフのお兄さんたちが忙しそうに動き回っていました。
手には大きな段ボール箱、お尻で小さな扉を押してはレジの中に入ったり、そして中からでてきたり。
「あー!!あの扉は!」
まさしくワタシの憧れの「あっちからもこっちからも開く扉」が、DIYコーナーのレジカウンターについているではありませんか!
急いで近づいて その扉にどんな丁番がついているのか見てみましたよ。
なんか、黒光りしたのが2個ついている!!(ワクワク)
「ここについてるこの黒い丁番が欲しいんです!」
レジにいたスタッフのお兄さんに訴えると丁番の売り場の棚まで案内してくれて「これですよー」と教えてくれました。
そこで初めて、この扉が「スイング扉」とよばれていること。
使っているのは「自由丁番」だということを知ったのでした。
君の名は、自由丁番。
やっと、めぐり合えたね。
この自由丁番を使えばスイング扉が作れるというワケね!
もちろん購入してきましたよ自由丁番!
スイング扉を作るには自由丁番!サイズもいろいろ

購入してきた自由丁番の箱の中に入っていたのは、二つの自由丁番、バネの力を調整するためのピンと棒、そして取り付け説明書。
ワタシが購入してきたのは76mmサイズ、両開き用の自由丁番ですが、
説明書によると 他にも64mm、101mm、127mm、152mmサイズがあるようです。
それぞれに適合する扉の幅、高さ、厚みがあるので この自由丁番を使ってスイング扉を作る時は、作ろうとしている扉の大きさに合った自由丁番を用意することをオススメします。
サイズ | 適合扉幅 | 適合扉厚 | 適合扉高さ |
64m/m | 500mm | 19mm | 1000mm |
76m/m | 600mm | 23mm | 1500mm |
101m/m | 800mm | 23mm | 1800mm |
127m/m | 800mm | 26mm | 1800mm |
152m/m | 800mm | 33mm | 2000mm |
ワタシが作りたいのは幅600mm×高さ860mm×厚み19mmのスイング扉だったので 品番H-13 76mmサイズの自由丁番でピッタリでした。
この取付説明書を見ながらちょっと、自由丁番のつけ方を練習してみようと。
要らない板に取り付けて予習をしてみましたよ。

「ハハーン、こういう仕組みになっているんだねぇ」と感動です。
(この自由丁番、付属の棒とピンを使って、取り付けた後でバネのチカラも調節できるようになっているのが面白かった!)
この自由丁番を使って、ずっと作りたかったスイング扉のガーデンゲートを作るのだ!
鼻息も荒く準備していると DIY雑誌の「ドゥーパ!」さんからガーデンゲートの制作依頼が来たのには驚きましたよ。
「エッ?今ちょうどガーデンゲート作ろうとしてました、、。自由丁番も買ってきました。」
こんな感じでスタートしたガーデンゲート作りです。
材料と簡単な作り方を紹介します。
スイング扉のガーデンゲートを作る
材料
防腐剤入りの1×2
丸棒
アイアンパネル
自由丁番(両開き用)
ペンキ
ビス
道具
スライド丸ノコ
インパクトドライバ
ハケ
ヤスリ

市販のアイアンパネルを、防腐剤入りのワンバイツー(1×2)材や丸棒で囲ってペイントし扉を作ったあと自由丁番をとりつけ、柱に固定しました。
ペイントは・・・
ブルーのペンキを塗ったあとで白いペンキを塗り、ヤスリをかけて下地のブルーをちょっと見せる。
↑
こんな感じでちょっと使いこんだ風合いを出してみましたよ。
ワタシのシャビー加工はこんな感じ。

自由丁番の両開き用を使ったので、あっちからもこっちからも開くスイング扉のガーデンゲートが完成しました!
片側にだけ開けば良い、という場合は片開きのものを使えばよいそうですよ。

スイング扉の良いところは、両手に荷物持っていてもお腹や背中で押して通れるところ!
「いいもの作っちゃったなぁ〜♪」
自画自賛です(笑)
毎日このスイング扉のガーデンゲートを通っています。

まとめ
こちらから押してもあちらから押しても開くスイング扉は、両開き用の自由丁番を使うと簡単に作ることができます。
開けた扉は自動的に閉まるので、荷物を持っている時など便利です。
この時のバネの強さは付属の棒とピンを使って調整することが可能!
お好みのバネの強さで使用することができますよ。
このスイング扉のガーデンゲートのさらに詳しい作り方は、DIYマガジン「ドゥーパ!」2019年4月号に載せていただいてます。
よかったら見て下さいね。
これからスイング扉作ってみたい、という方の少しでもお役にたてたらウレシイです。
●スイングドアもいいけど引き戸も気になるという方はこちらをどうぞ!
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