こんにちは、えりすけです。
今回は、ワタシがDIY で引き戸を作り、部屋を仕切ってみた時のお話。
引き戸DIYというと ちょっと難しそうと思われる方いらっしゃると思いますが(実はワタシも自分で引き戸を作ってみるまではそう思っていました!)
シンプルな片引き戸ならレールも1本つけるだけでOKですし、作業としてはそれほど難しくはなかったです。

閉めれば部屋と部屋を分けられて、開ければ部屋と部屋をつなげられる引き戸。
家の中に上手に組み込むことで暮らしも快適になっていくと思いますよ。
そんな引き戸の作り方を順番に解説していきますね。
トリマーを使わない鴨居の作り方なども紹介しますのでお見逃しなく(^O^)

引き戸をDIYで作ろうと思った理由
まずは、どうしてワタシが引き戸をDIYしようと思ったのか?
その辺りからお話しますと・・・
リビングと洗面所やトイレなどの水回り部分を仕切る壁が欲しかった、というのがその理由です。
(それまでは仕切りのないほぼワンルーム状態で部屋を使っていました。)
ついでに本棚も欲しかったので本棚のある壁を作り、そこに引き戸をつけたらいいのでは?と思いました。
そうすれば引き戸を全開した時には「戸」は本棚の後ろに隠れます。
スッキリしてこれはいいアイディアかもしれない!!と考えたのです。
ただ、それまでDIYはいろいろやってきましたが、引き戸DIYは経験ありません。
果たして自分で引き戸なんか作れるのかしら??
正直言ってはじめはちょっと心配でしたが・・・
とりあえず、最初にこの3つだけ決めてスタートしました。
①「戸」から作るのではなく、「戸」はどこかで買ってくる。
②トリマー使うのが苦手なので、鴨居はトリマー無しで作れる方法を考える。
③開けた時に「戸」が本棚の後ろにすっきり隠れるようにする。

まず最初に本棚を作っておきました。
本棚DIY記事はこちら→https://spnk.fun/bookshelf/
引き戸DIY・下準備編
さて、引き戸DIYスタートです。
最初に決めたとおり、引き戸となる扉は近所のアンティークショップで購入してきました。
レトロな取っ手もついてお値段1万円!
良い買い物をしました(*´艸`*)

茶色だったのを白ペンキで3度塗りしましたよ。

使ったペンキはお気に入りの自然塗料、バターミルクペイント
色は #13-25 Yellowish White です。

この扉、開き戸として使われていたようですね。
蝶番が2箇所ついていたのですが今回は引き戸として使う為、外しました。
代わりにホームセンターで買ってきた戸車を付けましたよ。
人生初の戸車付けは本当にワクワクしました!


ノミを使って穴をほり、2箇所に戸車をつけるだけでたっぷり1時間かかりましたが。
無事戸車が付いた時は嬉しかったですねぇ!
ワタシにも、戸車付けられた!!
やってみればできるものなんだなぁとしみじみ嬉しかったです。
ホームセンターで買ってきたレールを床にビスで固定してから、戸車のついた「戸」をガラガラ〜ガラガラ〜と何回も滑らせて楽しんじゃいました。(この時点でまだ引き戸の上に壁も無い状態)
さっさと次の作業にとりかかれば良いのに、こんなことばっかりしてるから時間がかかってしょうがないのですが・・・(;’∀’)


引き戸DIY・設置編
今回、買ってきた引き戸がちょうどおさまるサイズで 天井から窓のような垂れ壁のようなものをまずは作ってみましたよ。
引き戸の大きさに合わせて周りを作っていった、という感じです。

向う側が暗くなったら嫌なので、透明のアクリル板をはめ込んでみました。
これを作るにあたっては、ホームセンターにあった「溝付き角材」なるものが役にたちました。
本当に今はいろんなものが売っていてDIYもますます楽しくなる一方ですね、ありがたい。
そして鴨居なんですが・・・
普通はトリマーなんかで溝を彫って作りますね。
が、ワタシの場合トリマー苦手。
トリマー使わないで作ろうとこれは最初から決めていました。
考えた末、溝を「ほる」というよりは でっぱり部分を足すことで溝を「作る」やり方でいく事にしましたよ。

こんな感じで鴨居風の凸凹を作っていきました。
角材を固定する為に使ったのは極細ビス!

同様に、引き戸の上部にも角材を使ってでっぱり部分をつけました。
こんな鴨居の作り方している人いないだろうな、こんな方法で大丈夫なのか?と思ったりもしましたが・・・ワタシにはこんなやり方しかできないので仕方がありません(‘◇’)ゞ
作った鴨居とレールの間に引き戸をはめ、恐る恐るレールの上を滑らせてみたらなんと!
スイ~スイ〜ッと引き戸がなめらかに進んでいくではありませんか!!
こんなにうまくいくとは!
我ながらビックリしました。
ここまでしっかり開けたり閉めたりができるのなら問題なしです。
やりました!!!引き戸DIY成功です。
これで無事、リビングと洗面所などの水回りとを仕切ることができました。
閉めれば部屋と部屋を分けられる、開ければ部屋と部屋をつなげられる・・・引き戸って自由だな、引き戸を作ってよかったな、と改めて思いました。

↑リビングから見た引き戸

↑洗面所から見た引き戸

↑洗面所から引き戸を開けてリビングを眺める
そうそう、後から知ったのですが・・・
わざわざ凸凹作るという面倒なことをしなくても、世の中には鴨居敷居セットというものがあるみたいですね💦
こういうのを使えば一発だったのか!
そして、引き戸用に加工してオリジナルドアを作ってくれるサービスもあるのか、、
全く知らなかった。

こういうサービスを使えば、ワタシのように「ドアにあわせて周辺のものを作る」のではなく
「周辺の環境やサイズにあわせて、ドアを作る」ことができるのですね。
おもしろい!と思ったのはこれ。
ふすま用の溝を使って引き戸がつけられちゃう。
ふすまだと向う側に明かりが届かなくてなんとなくいつも薄暗いなぁ、なんていう時にこの引き戸と取り替えるのはいいかもしれません。
和室を洋室にリフォームする時にも使えますね。
引き戸DIY・レールを使わないならバーンドアがおすすめ
今回引き戸を作るにあたってワタシ、床にビスを使ってレールを固定しました。
作ってみて、使ってみて気が付いたのはレールの溝にホコリがたまりやすいんだなぁという事でした。(まぁ、マメに掃除する人なら全く気にならないレベルです。)
ホコリがたまる事だったり床を傷つける事は嫌だなぁ、という場合はレールのいらない引き戸、「バーンドア」にしてしまうというのも手ですね!
なんといっても見栄えが良い、オシャレです。

設置マニュアルもあるので安心 ↓


↑この金具と似たようなものがホームセンターにあったので(名前がわからずスミマセン)
それを使って以前、ある場所にバーンドアを作ったことがあります。
扉の表側はステインを塗って、裏側は本棚模様の壁紙を貼りました。
楽しかった!!
それを大工さんに見てもらったら
「へなちょこだけど、建具としての用をなしてる!!」
と言ってもらえましたよ、大工さんに褒められて嬉しかったです(*´艸`*)
床面をスッキリさせたい時は、バーンドアおすすめです。
ちょっとした壁を作って部屋を仕切りたい場所には「間仕切り壁」がおすすめ。