こんにちは、えりすけです。
今回は、のこぎりで板をまっすぐに切る方法をお届けします。
のこぎりで板をまっすぐに切るって、簡単そうに見えて実はけっこう難しいですよね!
(特にDIY初心者さん)
私もDIYを始めたばかりの頃はまっすぐ切ることができず失敗ばかりでした。
そんな私が習得した「のこぎりで板をまっすぐに切る方法」参考にしていただければ幸いです。
【こちらの記事も合わせてどうぞ】
→小さい木材カットに便利な小型卓上丸のこ盤
→DIY初心者さんにおすすめ!最初に揃えたい道具3つ
→大きい板を手ノコでまっすぐ切る方法
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目次
のこぎりで板をまっすぐ切る方法
のこぎりで板をまっすぐ切る道具
まっすぐ切る為に、板をクランプで固定
マグネット付鋸ガイド角度調整式との出会い
マグネット付鋸ガイド角度調整式の使い方
鋸ガイドと板を一緒に固定
鋸ガイドのおすすめポイント!
切り終わりに注意
鋸ガイドの目盛りを合わせれば角度をつけたカットも簡単
大工さんオススメののこぎり「ゼットソー」
まとめ
のこぎりで板をまっすぐ切る方法
のこぎりで板をまっすぐに切ること・・・とても難しいですよね!
木工DIYをはじめてまず最初にぶちあたる壁だと思います。
ワタシもずっと思っていました。
「どうすればまっすぐに切れるんだろう??みんなどんなふうにして切ってるのかな?誰か、のこぎりで板をまっすぐ切る方法を教えておくれ!」と。
ワタシが教科書にしている職業訓練研究センター編の「木工工作法」の本にはこうあります。
まずは加工材が動かないようにしっかり固定。
のこぎりを顔の中心に構え、鼻筋とのこぎりの刃が同一線上になるように上から見ながら、加工材に対してのこぎりが垂直になるようにする。
のこぎりが左右にぶれないように。
この本を読むと「そうか!のこぎりで板をまっすぐ切るには構えが大切なんだな!!」とわかったつもりになるのですが・・・。
本を読むのと実際やってみるのとでは大違い(;’∀’)でありまして、ずいぶん苦労しました。
DIY大好きだけど、のこぎりでまっすぐに板を切れなかったそんなワタシが
まっすぐ切れるようになったのは、、、「ある道具」と出会ったおかげなんです。
今回はその秘密道具を紹介したいと思います。
のこぎりで板をまっすぐに切る道具
ワタシが出会った「板をまっすぐ切れるようになる」秘密道具とは・・・
ズバリ、のこぎりガイド!
のこぎりガイドにもいろいろあるけれど、ワタシがオススメしたいのはマグネット付鋸ガイド角度調整式です。
きいろくて可愛いDIYのお供!
こんなふうに切りたい板にセットして使います。
このマグネット付鋸ガイド角度調整式のおすすめポイントは3つ。
①まっすぐ切れる!
②好きな角度で切れる!!
③マグネット付きなのでノコギリが離れていかずラクに切れる!!!
そんなのこぎりガイドを使って、板をまっすぐ切れるようになっちゃいましょう!
こののこぎりガイドがあれば、DIY初心者の方でも必ず、のこぎりで板をまっすぐに切れるようになりますヨ。
それでは、順を追って詳しく書いていきますね。
幅の狭い板じゃなくて、サブロク板のようなもっと大きいサイズの板を切りたいの!というアナタにはこちらの記事をおススメします ↓
まっすぐ切る為に、クランプで板を固定
DIY始めた頃のワタシ、のこぎり作業がとっても苦手でした!!
いったい何が苦手だったのかというと・・・
「さーて板をカットしましょ」と左手で板を押さえ、右手でのこぎりをギーコギーコはじめると板を押さえている左手にチカラがないので板がグラグラ揺れる〰!!
とっても切りにくい!!
板を誰かに押さえててもらえば揺れないけれどそれじゃあ一人の時にのこぎりが使えないではないか?
板を足で押さえれば少しはマシなのかな?と思い靴をぬいで板を足でギュッと踏んで押さえてギコギコしたりの日々でしたが、この切り方とっても疲れる!
ある日ふと気が付きました。
そうか!
こういう時の為に「クランプ」というものがあるのでは?と。
↑
板をカットするとき誰かに板を押さえていてほしい!だけどあいにく誰も手伝ってくれそうな人がいなーい!!
そんな時は、クランプに押さえていてもらえば安心です。
L型クランプ、C型クランプ、いろいろありますね。
ワタシの使っているクランプのひとつがこれ。
なんの変哲もない普通のクランプですが、大好きな水色ペンキを塗って名前をいれてます^^
(こういうものにペンキを塗る時は、ペンキの前にミッチャクロンをスプレーしておくと良いですよ。)
それで、のこぎり使う時にはこのクランプで板を作業台に固定して作業するようにしてみました。
板がグラグラしなくなったので、のこぎりを持つ右手に集中できるようになりました。
・・・ウーン。
板を固定したことで少しは切りやすくなったけど、いまいちまっすぐに切れない!
板の切りたいところにエンピツで線をひいていても、のこぎりひいてる間に木くずがたまって線が見えなくなるし。
たまった木くずを息で吹き飛ばそうと、フーフーしてると間違って吸い込んでゲホゲホ咳き込むし。
板をまっすぐに切るいい方法はないものかなぁ???
悶々としていたある日のことです。
マグネット付鋸ガイド角度調整式との出会い
ホームセンターのDIY館をプラプラしていると ノコギリでギーコギーコ、木を切る音が聞こえてきました!
音のするほうへ歩いていくと、木材売り場でホームセンタースタッフの男性が何かデモンストレーションをしているようです。
近くに行って見せてもらいました。
その時ホームセンターのスタッフの方が使い方を見せてくれていたのが、のちにワタシのお気に入りとなった「マグネット付鋸ガイド角度調整式」なんです!
切りたい板にちょこんとマグネット付鋸ガイド角度調整式をつけて、チカラも入れずのこぎりをひくだけ。
そんな簡単な使い方で、板がまっすぐ切れていく様子に
これだッ!!
と思いました。
ワタシが欲しかったのはこういう道具だ!
これさえあれば板をまっすぐ切れるようになるんだ!と。
ワタシが感動していると、あれよあれよという間にワラワラと人が集まってきました。
なんと、女の人ばかり(笑)
よく見るとその鋸ガイドには
90 75 60 45 30 15 0
謎の数字が書いてあって、その数字にあわせてセットすると角度をつけた斜めカットもできちゃうみたいです。
集まってきていた中の、ひとりの女性が叫びました。
「アーッ!!もしかしてこれを45度にあわせれば、私の作りたいアレができちゃうんじゃないのかな!?」
「何、なにー?アレってなにー???」
ワタシも含めそこいた全員でその女性に詰め寄ると、身振り手振りで教えてくれたのは「箱に額縁風のものがついていて中に花を飾れるもの」
そんなようなモノがつくりたいと思っていた、この鋸ガイドがあればできるんじゃないか???とコーフン気味に教えてくれました。
それをキッカケに他の人たちも、自分はこういうのが作りたいのよ!ああいうのが作りたかったのよ!とおしゃべりがはじまって・・・
思いがけず知らない人同士(全員女性)でDIY話で盛り上がっておもしろかったです。
自分は鋸持ってないけど今日は買ってかえるわ!という人もいて、それはそれは盛り上がりました(*^▽^*)
ワタシがその時に買ってきて以来ずっと使っているのがこの「マグネット付鋸ガイド角度調整式」なんです。
そう、これさえあれば怖いものなし!!
DIY初心者さんでも、のこぎりでまっすぐに板を切ることが簡単にできるようになるんです。
マグネット付鋸ガイド角度調整式の使い方
鋸ガイドと板を一緒に固定
それでは、この「マグネット付鋸ガイド角度調整式」の使い方を紹介しますね。
ガイドを左手で押さえているだけだと動いてしまってなかなかうまく切れません。
それではどうしたら良いのかと言いますと、板と一緒に作業台にクランプで固定してしまえばラクなんですねぇ。(画像右)
固定するのは作業台じゃなくてもテーブルでも何でもOK!
ワタシの場合、外で作業するときは作業台を使っていますが部屋の中で作業するときはダイニングテーブルに固定して板をカットしていますよ。
下にゴミ箱を置いておけば自動的に木くずがゴミ箱に落ちるしくみです、ハハハ。
クランプで固定する際、大切な板にクランプの跡がついてしまうのが嫌、という場合は要らない端材などで当て木をすれば大丈夫。
作業台に固定してしまうこの方法だと、両手でのこぎり持って切ることもできますよ。
↓ちなみにワタシのつかっている作業台はこれ、折り畳み式なので使わない時はたたんで収納しています。
鋸ガイドのおすすめポイント!
作業台に板をクランプで押さえてしまうこの方法は、特に、押さえている方の左手にチカラがないという女性にピッタリの方法なのでは?と思っています。
しかもワタシが感動したのは、この鋸ガイドにはマグネットが仕込んであるのでノコギリが鋸ガイドからはなれていかないこと。
だから途中で「ちょっと疲れたわ」なんて休んでもノコギリの位置がズレないので、最後までキレイ〰にまっすぐカットできるのです。
こんなにいい仕事してくれて素敵な道具なのに、こんなに安くていいの?と信じられないくらいのお値段だし、本当にこのマグネット付鋸ガイド角度調整式オススメですよ。
いままでも、いろんな人にオススメまくってきました(笑)
その後、100円ショップのセリアで同じようなものが売っていたのを発見した時は驚きました
まだあるのかしら?
切り終わりに注意
そうそう、この鋸ガイドをつければのこぎりで板をまっすぐに切ることができますが、切り終わりのところだけ気を付けてくださいね。
切っている板自身の重みで、引き落とすほうの板が作業台から落ちる時、板が裂けてしまいます。
せっかく鋸ガイドでまっすぐキレイ〜に切ってきたのに最後がヘンなふうに裂けてしまってはもったいない!
最後は引き落とす板のほうを、のこぎりを持っているのと反対の手でそっと押さえながら静かにゆっくりのこぎりをひき終えてあげると、板が落ちることがないのでうまくいきます。
他に誰かいる時は最後だけ板が落ちないよう、誰かに押さえてもらうのもいいですね!
鋸ガイドの目盛りを合わせれば角度をつけたカットも簡単
鋸ガイドについた目盛りを合わせれば、角度をつけてカットすることも簡単にできます。
例えばダイヤルを45度のところにあわせればきれいな45度に!
両側を45度の角度でカットした板を4枚組み合わせれば、こんなフレーム作りもカンタンに作れてしまうんですよ ↓
→スライド丸ノコを使って斜めカットをする場合はこちらの記事をどうぞ
こちらの有孔ボードにも45度にカットした溝付き角材で枠をつけました ↓
木工DIYをする女性ずいぶん増えたけど、もっともっと女の人が鋸だ!トンカチだ!と盛り上がれば女性好みの道具がどんどん増えるハズ。
釘やビスなんかが入ってる箱もオシャレなのがふえるともっとワクワクするんだけどな〰♪
ホームセンターの貸出トラックも、
各店舗に一台でいいから、カッコイイのがあるといいんだけどな〰♪
おっと話がそれました、、のこぎりの話に戻します。
大工さんオススメののこぎり「ゼットソー」
ちなみに、ワタシが使っているのこぎりはこれ、ゼットソー265。
お世話になっている近所の大工さんに「これ使いやすいんだよー」と教わってからずっとゼットソー使っています。
ゼットソーという名前をワタシが忘れないように、石膏ボードの壁に大工さんが書いてくれました(笑)大工さんは何でも石膏ボードとかその辺の木ッ端にメモするね、ハハハ。
「ゼットソー265だなんて、名前に数字が入ってるところが何だかカッコイイですねぇ」と言ったら「265って刃の長さだから!」と大工さんに笑われましたが(* ´艸`)
なんか切れなくなってきたなぁ、という時は刃の部分が簡単に取り替えられるので便利なのですヨ!
まとめ
DIY初心者が板をのこぎりでまっすぐに切る為には、のこぎりガイドとクランプがあるとよい。
ワタシがおすすめするのこぎりガイドは「マグネット付鋸ガイド角度調整式」
これさえあれば、のこぎりを使って簡単に板をまっすぐに切ることができます。
クランプと合わせて使えばさらに使いやすいです。
クランプは、のこぎりを使う時以外でも出番がかなりあるので何種類か揃えておくとDIY作業もかなりはかどりますね!
そして。
板をまっすぐに切ることができるようになったら、いろいろなものが正確に作れるようになります。
箱やテーブル、室外機カバー作りなどなど様々なDIYに活用してみてくださいね!
のこぎりで板をまっすぐに切る方法はフェリシモ女子DIY部のブログでも書いています。
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