こんにちは、えりすけです。
我が家はDIYで家を作っている最中ですが、その合間をぬってウッドフェンスなども作ってきました。

ウッドフェンスをDIYで作るにあたって必要な材料や道具、作ったウッドフェンスを長持ちさせるために避けてはとおれないメンテナンスや耐用年数など、ナチュラルな白いウッドフェンスを実際作ってみて、使ってみて気づいたあれこれを書いていきたいと思います。
これからDIYでウッドフェンスを作りたい! というアナタのお役にたてたらウレシイです。
DIYでウッドフェンスを作る目的は?
まず、どうしてウッドフェンスを作りたいのか?
ここを考えるとどんなフェンスをどこに作るかが明確になってくるのでは?と思います。
我が家の場合、ちょっと背の高いフェンスを作って目隠ししたかったというのがあります(プライバシー保護)
目隠ししたい場所にナチュラルなウッドフェンスをたてるぞ!
我が家のウッドフェンスDIYのスタートです。
ここは目隠しする、ということが一番の目的なので高さのあるウッドフェンスを作っていきます。
プライバシー保護の為のウッドフェンスを作る

道路と土地の間に3段に積まれた境界ブロックがあったので はじめはこのブロックの上にウッドフェンスを作っていこうかな、と思っていました。
・・・が! ある外構屋さんに相談するとそれはやめたほうが良いと言われてしまったのです。
「低いフェンスを作るなら大丈夫だと思うけど」と前置きしたうえで教えてくれたのは・・・
DIYでブロックの上にウッドフェンスをたてたのだけど、台風の時に強風であおられて、ブロックごと倒れてしまったお宅があるよとの事でした。
そうか、そういうことがあるから高さのあるウッドフェンスをDIYで作るときは気を付けないといけないんですね。
せっかくDIYでウッドフェンスを作っても、ブロックごと倒れては大変なのでフェンスは境界ブロックの内側に作ることにしました。
ウッドフェンスの材料と道具
材料
沓石
砕石
木材
ビス(ステンレス)
ペンキ
道具
スコップ
水平器
インパクトドライバ
のこぎり
ハケ
ウッドフェンスの作り方
もともとあった境界ブロックの内側に穴を掘り、沓石を埋め込む。
そこに柱をたてていき、横板をつけ、隙間を30mmあけて縦に厚さ12mmの板をはっていく。
ペンキを塗って完成。
↑こんな感じで作っていきます。
まぁでもフェンス作りで何がタイヘンって、、、
この沓石設置するまでが相当タイヘンです、ワタシは苦手。
まず穴掘らなきゃいけないし、砕石をいれて突き固めなきゃいけない。
この辺りでもう腰が痛くなってきます。
腰の痛さと戦いながら沓石をきっちり水平に固定しないといけません。
ここをしっかりやっておかないとこの後うまくいかないので手を抜くわけにはいかないのです。
水平器を使って丁寧に作業していきました。
目隠しの為のウッドフェンスなのに、縦の板どうしの間の隙間30mmはあけすぎかしら?
とも思ったのですが・・・結果として全く気になりませんでした。
隙間をあけないとモロに風をうけてしまうのでその辺りは気を付けたほうが良いかもしれませんね。

縦にはったこの板、本当は外で使うものじゃないのですが・・・。
実は、家の天井に使おうと思っていた羽目板をしばらくの間ブルーシートかけて外に出しておいたらなんとカビが生えてしまったんです(涙)
カビが生えてしまった板を内装に使うのは嫌だ〜!!
でも、外で使うならまぁ、いいか。
ちょうど良いからフェンスにしてしまえ!と
カビをヤスリで落として塗装し、ここのウッドフェンスに使う事にしたというワケです。
羽目板にペンキを塗って乾かしてるところ。
あっちこっちに置いてます(笑)


ウッドフェンスに使ったペンキはバターミルクペイントのYellowish White
屋外でも屋内でも使えるツヤ無しペンキでワタシのお気に入りです。
全部同じ高さにするのは面白くないので、デコボコにしましたよ。

ウッドフェンスの高さとしては一番高いところで1,800mm程度ですが、部屋の中で椅子に座った時に外を歩いている人がよく見えないくらいになりました。
部屋の中からウッドフェンスを見るとこんな感じ
↓

ウッドフェンスのメンテナンスと耐用年数
DIYでウッドフェンスを作った場合の耐用年数って、いったいどれくらいなの?
と思ってる方もいらっしゃると思います。
作ったワタシもどれくらいもつのか気になっていました。
我が家のこのフェンスの場合ですが、このフェンスを作ったのが2011年。
今から約10年前です。
フェンス全体をバターミルクペイントで塗装したのですが、今まで一度も塗り直しはしていません。
(ま、ツル性の植物が這ってきて なかなかペンキ塗れないというのもありますが。)
少しペンキがハゲてきているところもありますが木は腐ってはいませんね、これにはビックリです。
バターミルクペイント優秀!!
ただ、10年経って微妙に傾いてきました。
家側にちょっと傾いてきているようです。
「これくらいのフェンスならモルタル無しで大丈夫だろう」という勝手な判断で、沓石を固定する時にモルタルを使わなかったのが理由ですね。
モルタル入れてそろそろこの傾き、なおしてあげなくては!
グリーンベルさんに教わったのですが、沓石を固定する時に使うモルタルは水で練らなくても大丈夫なんだそうですよ!
雨水や地中の水分を吸って自然に固まっていくので空練りで良いそうです。
このやり方だと「固まっちゃうから早くしないと!!」とアセらずに作業することができますね。
いいこと教えてもらいました→https://360c28f2-4fe6-43e9-a9de-afdf134770e0.filesusr.com/ugd/0aaef1_518b0ebdc4fc433cbd8161f73f61aef5.pdf
フェンスの傾きを直すときはこの方法でやってみたいと思っています。
DIYで使用する木の種類にもよりますが、普段からウッドフェンスの様子を見て通風と湿気に気を付け、しっかり掃除とメンテナンスをしていれば結構長持ちすると思います。
実際我が家のこのウッドフェンスは約10年もちました。
(追記)
2020年冬、フェンスに絡みついた植物「プミラ」を剥がすためフェンスを沓石から外してみました。
あまりにもしっかりプミラがはりついて汚くなってしまったので思い切ってすべて作り直すことにしました。

一度沓石を掘り起こして再度きちんと埋め戻し、作りなおしたフェンスがこちらです。
やはり白いフェンスが好きなので、前回と同じバターミルクペイントのYellowish Whiteで塗装しました。
今度はプミラなどのツル性植物は絶体に這わせたりしないぞ、とココロに誓っております(笑)

ウッドフェンスにプミラを這わせるとどうなるか?知りたい方はこちら(* ´艸`) ↓
その他のフェンス
フェンスを一から作るのはちょっと大変かもしれない、、、
そんな時にはこのようなキットを使うという手もありますね!
こちらのアイアンフェンスなら地面にさすだけ。
アメリカンフェンスもかっこいいし
白のゲート付きフェンスはナチュラルなお庭に似合いますね!
人口木のフェンスならメンテナンスはラクですね。
まとめ
ウッドフェンスをDIYで作るならのちのち壊れた時も自分で修繕できるという安心感があります。
ウッドフェンスを簡単に設置したいならキットを使うか地面にさすだけといった商品を選ぶのもよい。
耐用年数をのばしたいなら通風、湿気に注意すれば木を長持ちさせることができます。
(つる性植物に要注意!)
お気にいりのウッドフェンスをメンテナンスしながら、長く使っていけたらよいですね!